いろいろ手直しが必要なようで
2009年 07月 29日
いろいろ聴きながら手を加えています。先日完成の15インチ同軸システムは自作の半導体アンプで聴き続けていましたが、極端に振ろうと思い、45singleアンプ(2.5W)にしてみました。音は激変・・・
悪いほうにです。高域の滑らかな質感は悪くありませんが、いかんせん低域が、へろへろです。腰砕けというヤツですか。クリップはしませんでしたが、ドラムやベースの音が繋がって、音の強弱がでません。バスレフの悪い面丸出しです。出力インピーダンスや瞬時供給電流の問題でしょうか。出力トランスの低域レスポンスや位相変位もあるでしょう。
まあ、45singleは別の使い方で真価を発揮するので、よしとしましょう。ダクト調節は自分的にはもっと密閉に振ったほうが好みですが、A-7型やビクターの15インチと同じような処理になるので、芸がないなと思って悩んでいます。今はまさに、典型的なバスレフチューニングです。一般にはこれなんだろうな・・・
Scan SpeakーMorelの2.5wayシステムはWoに対してTwの位相を逆にしてみました。ネットワークシュミレーションではこちらの方がフラットレスポンスだからです。ー6dB/octネットワークなので。正相接続のはずですがなぜかそうなります。ボイスコイル位置は揃えてあるのにです。
変更後クロス付近の変化ではなく、低域が盛大に出てきてびっくりです。これはもう少しいろいろ聴いてみてどうするかを決めるつもりです。もうすぐ、Scan Speak18W/8531のシングルウーハーシステムが帰ってくるはずなので、比較等が楽しみです。あちらはTwがD2905/970000なのでどう違いますでしょうか。
手の入れ場所が感じられないのはビクター15インチとJBL1インチスロートAltecホーンのコンビです。今は6082OTLアンプにて鳴らしています。ネットワークのクロスをもう少し下げてみようと思いましたが、昨今のSP用インダクターの値上がりがひどすぎて、気持ちが萎えてしまいます。
今はそれほど銅の値段は高くないはずですが、いったんあがった定価はなかなか下がりません。トリテックのコイル以外で良いものを探すか、昔やったように自分で巻きましょうかね。でも腰が重い一番の理由は別に音で気になるところがないためです。
これからしばらく自由になる時間が減少するので、問題の多いところから能率良く解決してゆかなければなりません。
更に他のシステムの変更も予定しています。ついにまた4wayか・・・