帰ってきたシステム
2009年 07月 31日
Scan Speak18W/8531G01とD2905 970000の2wayです。内容積は約20Lの密閉型です。
最近製作した2.5wayシステムと近い構成なので聴き比べてみました。意外な事に、低域の違いは当然と思っているためか、音楽再生においてはあまり気になる感じはしませんでした。それより、Twの音質差が全体の印象を決定づけています。2.5wayの方はMorelのMDT33です。
同じような1インチソフトドームなのですが、Scan Speakの方は高いところに華があるというか、スパイスが利いているというか、多少強調感があります。Morelはその手の刺激を感じないでそのまますうっと伸びている感じがします。逆に言うと、Twの高いところがちゃんとでていない気もしてしまいます。
つまり、そういう違いです。これはTwの個性で、後は使い方、活かし方の問題と思います。どちらも非常にすぐれたTwで、今回の経験により、選択のスキルが向上すると思います。MorelはSUPREMOという最高級シリーズがあり、前にこれも使ってみたのですが、自分の経験では中高域に明るい強調感を感じます。そういった関係で今回のMDT33の方が好みです。MDT33も新型のET338にモデルチェンジしたようで、チャンスがあれば比較してみたいと思います。
ちなみに先日変更した2.5wayシステムTwの位相ですが、ブログ公開後すぐに元に戻しました。スネアやシンバルの音の芯がなくなり、背景に拡散する音質となり。これはダメでした。