マニアの大好きなパーツによる音質変化
2010年 06月 20日
電源部にブランク基板があるのはもう1台EQを製作するためです。現在稼働中のアナログプレーヤーが多いためスペースの節約をするとともに、音質向上のための比較試聴にも使いたいからです。
当面、音質変化のポイントと睨んでいるのはシャントレギュレーター部のパスコンです。EQではS/N確保のため、100μF程度は必要で、此処に今まで実績のある日ケミKZE470μFを使用してきましたが、今回はOSコン100μFにしてみました。
まだ二時間程度ですが、試聴結果はかつて別の回路の別の部分で試した時と同じでした。とてもクリアーで澄んだ音質なのですが、音にためがなく中低域が粘りません。良い意味でも悪い意味でもCDの音に近づきます。
音のくまどりは変化なく、音像定位や空間表現は若干向上していると思います。
このOSコンの音をよいと感じる方はオーディオ好きの過半数を占める事は実感できます。自分も幾つかのレコードはこれでゆきたいと感じています。
他にも最近発売された該当容量のキャパシタを数種類購入してきたので、これらを試してみたいと思っています。フォノイコライザーは後続ゲインが大きく、音質変化が明瞭なので、パーツの選定には適しています。