何処へ行くのか・・・ロータス
2010年 11月 07日
フェラーリ、ポルシェ、アストンマーチン等と渡り合えるラインナップを揃えてゆくらしい、そのための投資もシンガポールの親会社が行うとの事です。
発表された新型車はどれもハイテク満載で、最新のデザイントレンドに則った格好良いものでした。ただ、5車種の区別があまりつかない・・・
現在と同じくTOYOTAのエンジンを載せるらしい。まあ、それ自体はどうでも良い事です。
問題はその質量のこと、最軽量の三代目Eliseでさえも1100Kg・・えっ、そんなに重いの・・・
長年のロータスオーナーにとっては、複雑な心境にならざるを得ません。
エンジンパワーやパワーウエイトレシオ等はどうでも良いんです、質量の絶対値が運転の楽しみには何よりも重要だとわかっているメーカーのはずなのに・・・
会社としては利益を上げて存続してゆく事が何より大切なのはわかっています。ロータスにとって今までの「マニア」な顧客ではやってゆけないという事でしょうね。
二代目EuropaやEvoraの失敗で企業としての根本的改革に取り組んだという事ですね、CEOも変わったし。
これでますます初代Eliseの貴重さが際立ってきました。自分の車に対する嗜好がもっと尖ってくれば更にいろいろな「マイナー」な車種もありましょうが、いろんな意味で「あちこち手を入れた」手持ちのEliseから足を洗えそうにありませんね。