私が所長Kです、趣味を中心に展開できればと思います。


by elise-4550
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後面開放型スロットロード その2

低音用SPとしてはそこそこの性能を示したスロットロード型ですが、その評価は全帯域SPを構成してなされねばなりません。そこで、組み合わせる高域ユニットですが、とりあえず、10cmフルレンジフォステクスS-100を用いたSPを使いました。

これは自作の約20年前に組んだシステムで、普通の密閉型に見えますが、内部にもう1台同じユニットがあり、音響的には同相(タンデム)、機械振動的には逆相というややこしい内部構造になっています。要するに、理論上は容積無限大とSPを支える質量無限大を実現したかったということです。選んだユニットの関係でとても高域上がりで、また、7~8KHzに大きなピークを持つためいくつかの長所はあるけれど使いにくいSPとなりました。

今回のスロットロード型と共通するコンセプトがあり、低域と高域に得意分野が分かれているので丁度良いのではないかと思ったわけです。

スロットロードは先日のように80HzのLPF、S-100の方は試行錯誤の末、4KHzのLPFでマルチアンプを組んでみました。

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これがその時のF特です。S-100がかなり癖のあるユニットなので、凹凸が激しく出ています。

この段階で音楽を鳴らしたところ少し音量を上げただけで後面開放箱があちこち鳴いてしまい、それを止めるための補強に時間がかかりました。まだ十分ではありませんが、大音量でなければ聴けるレベルにはなりました。

そしてその音質ですが、勢いのある低音です。超低域とよべる振動の範囲まで置き方によってはレスポンスがあります。ただし、最近、自分の出している低音とは系統が異なります。やはり、全ての低音が「ダクト」を通って出てくるためか強くて少しダークな低音にいつも独特の共振音が乗った感じになります。「強い」のはスロットロード型の特徴で「少しダーク」なのはユニットの音質ではないかと推測されます。特性的には問題ないものの、音色が一本調子になりがちです。

第二試聴室での置き場所は確保しているので、これからの改良に期待したいと思います。

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by elise-4550 | 2013-03-19 23:29 | オーディオ | Comments(0)