私が所長Kです、趣味を中心に展開できればと思います。


by elise-4550
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EVの12インチフルレンジ

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予告通りミラードアクロポリス(変な名前)に邁進するかと思いきや、なかなかそうはゆきません、色々やっておきたいことがあるのです。以前から10~12インチのフルレンジに興味がありました。現在のユニットではなく軽いコーンで高能率なフルレンジを1~3W程度の真空管アンプで鳴らしてみたいと思っていました。いままでフルレンジは10~20cm口径ばかりで15インチのD-130は2wayでしかシステムに組んだことはありません。あれをフルレンジで聴くと欲求不満になります。

ステントリアンの10インチを手に入れてこれを考えていた矢先、とても程度の良いEVのSP12Bも手に入りました。ステントリアンは平面バッフルか後面開放でゆこうと思っていましたが、EVは大きめの古典的なバスレフなどが良さそうです。ちょうど古い120L箱があるので、こちらを先にシステム化しようと思いました。

ダクトチューニングをとって早速試聴しました。

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実に朗々とした鳴りかたです。パワーアンプはWE101Dの直列型SEPPで最大出力は2Wくらいです。これ以上はうるさいと感じるレベルに音量を上げても全くクリップさせることはできません。最近集中的に聴いていたMFBシステムとは全く異なる音の世界で、振動板が自由闊達に動いて共振も味方につけて豪快な音質が鳴り響くのは感動です。

このユニットが製造された頃は技術的な制約からこのようなSPの諸定数が音楽を再生するのに都合が良かったわけです。その後、TrのハイパワーアンプにおんぶにだっこでSPは小型化し、レンジを広げ続けたということでしょう。この「進化」は必ずしも音楽を楽しみ感動するために必要なことではなかったということになります。

こんなことは判ってはいましたが、オーディオをやっているとどうしても可聴帯域全ての音を本来のダイナミックレンジで再生したい欲求も否定できません。

とにかく、低域端を1オクターブ、高域端を1/2オクターブ諦めるだけで簡単に1W以下で生き生きとした音楽鑑賞ができるわけです。それでも、大変な覚悟と努力と時間と予算と電気を消費しながら残りの部分を追求してゆくときは、「音楽再生にとってどういう意味があるのか」と常に頭の片隅で考えておく必要がありそうです。
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by elise-4550 | 2013-04-03 01:32 | オーディオ | Comments(0)