私が所長Kです、趣味を中心に展開できればと思います。


by elise-4550

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しまった・・・

600L箱を中心とするシステム用にディバイダを製作しました。

クロスオーバーは150Hzで低域は約6dB,高域は約20dBまでのゲインを持ちます。高域は可変ゲインなので、絞りきる事もできます。

これで、低域に対して能率の低い中高域もバランスをとる事ができるでしょう。

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そこで、試しに第一試聴室の2.5wayシステムへ接続しました。このシステム今まで、最低域を18mHのコイルとインピーダンス補正回路で接続してきたのです。

これがいけなかった、オカルトとは対極にある人間としては使いたくない言葉ですが、激変です。今までは何を聴いてきたのか・・といってもこのシステムはかなりいい音で、SP以外の各種試聴は最近これでやってきました。

低域の質、量だけでなく、全体のしなやかさ、なまめかしい程のボーカル、情報量の増加等々、150Hz以下のユニットだと思って、低域の量感が満たされればよいというものではない事がよくわかります。

18W8546の底力、ケプラーコーンをなめておりました。これは、ウーハーに使うかぎり、18W8531等をはるかに凌ぎます。それを,細い巻き線の鉄心コイル入り18mHは邪魔しておりました。五行封印された九尾と同じです(詳しくはNARUTOを読んでください)。パワーアンプと直結された18W8546はついにそのパフォーマンスを顕にしたのでした。

また困った事態出現です。こちらもマルチアンプじゃなければまずいじゃないですか・・・

ディバイダとパワーアンプ追加製作になるのでしょうか。次になかなか進めません。

次というのは・・・・内緒です。
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by elise-4550 | 2010-07-30 01:16 | オーディオ | Comments(3)

やっぱりな・・・

一昨日よりネットワークのみ製作して中高音部だけ、フルレンジで聴いています。

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定数は、以前ScanSpeak15W8531とD2905/970000のバーチカルツインを製作した時の値をアレンジして、豪華なことに低域(中域?)はユニットごとのインダクターを用意しました。

この組み合わせではアッテネーター無しで中高域がバランスする事も計算のうちです。クロス帯域を十分外れたところで急峻にカットする技は今は使っていません。



「やはり」・・・予想通りの結果がエージングもままならないうちに出ました。



要するに 「これで十分ではないのか」 です。


十分な帯域、音の密度感、正確で緻密な鳴り方はいつものScanSpeak Revelatorです。

いつもより、低域が大き目でダンピングがよくありません。これは大きなエンクロージャーが鳴っていて、更にウーハーが共振しているせいでしょう。

そのせいかいつもより音像がぼけています。ウーハーもしかるべき接続ををして、能動状態で使えば軽減されるでしょう。

この二日間、「これだよな〜」等といいながら音楽を聴き続けて。ウーハーを鳴らす為の作業を怠っていました。

他の所員にも好評なこの音の低域をカットして、、わざわざウーハーを足すからにはそこには相当なアドバンテージが無いと困ります。

そのために万全を尽くす必要がありましょう。

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by elise-4550 | 2010-07-28 04:36 | オーディオ | Comments(2)

後は駆動方法

SP本体の工作が一応の完成をみました。

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JBL Altec 等のホーン好きやビンテージ系の方にも、北欧系のユニット好きやハイエンド系の方にも怒られそうな「木に竹」的システムです。

失敗したら上にホーンを置いて、ネットを付けてオールJBLのふりをします。

成功しても上にホーンを置いて、ネットを付けてオールJBLのふりをします。

違いは、箱の上に置いたユニットを鳴らすか鳴らさないかです。

中高音の方が明らかに能率が低いので、最低でも2wayのマルチアンプになります。

低域を絞って音質悪化をさせないchディバイダを製作します。

とりあえず、中高音はSP前のネットワークで帯域分割しようと思っています。ScanSpeakの15Wユニットと、ドームTwを用いたバーチカルツインは経験済みで、ネットワークもすぐ正解に到達できるでしょう。

早く音を聴きたいのはヤマヤマですが、ここはじっくりマイペースでことを進めた方が良い結果がでると思います。 急いでも暑いし・・・

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by elise-4550 | 2010-07-26 03:20 | オーディオ | Comments(18)

箱の材質と補強

600L箱の補強と吸音材のセッティングをしています、まだ途中です。

箱の補強や用いる材料に関して私見を述べます。

密閉型の結論としては、振動板の前方とほぼ同じ音が後方にも出ているので、これを速やかに減衰させて熱に換えてしまいたいのです。

更に、できれば、内部で抵抗性の負荷を与えて、低域共振のQを下げたいところです。



ビンテージ系のシステムでよく言われる箱の鳴りを音楽表現に利用して、独特の音質を形成するなどという方法は、当時の未完成なパーツを寄せ集めて、仕方なく行ったわれ鍋にとじ蓋的作戦と解釈されます。

その証拠に、数十年前にその戦術をとっていた欧米のメーカーや開発者の弟子たちは、現在鳴きを積極利用していません。むしろその反対で、やり過ぎるまでに振動板の音のみを聴かせようとしています。

何より、箱が鳴くと、いくらそれが魅力的な響きだとしても、音像定位や空間の表現を大きく損ねるためです。これはどなたにもわかる欠点だと思っていましたが、人によってはそうでもないようです。



また、板の材質や厚みは固くて厚い方がいわゆる「剛性」が高くよいと考えるのは、理屈がわかっていないマニアの発想です。

ユニットの後ろから出た音響としてのエネルギーは、内部で反射を繰り返し、減衰して熱に変わってゆきます。その減衰の理由は、主に吸音材と板の内部損失です。高域では吸音材の役目が大きく、低域では箱の材質による内部損失が効いてきます。

固い材料はおおむね内部損失が小さく、また共振周波数が高い方にずれます。厚い材料は質量も大きく、共振周波数が低い方にずれます。

何れにせよ、ある特定の波長で大きな共振が存在するのは好ましくなく、なるべく気にならないようにそれが分散しつつ速やかに減衰して欲しいわけです。

一時期、すべてを固く密度の高い木材(桜材など)で構成した高価なエンクロージャーがはやりましたが、その独特な共振音が全体を支配するシステムばかりでした。そんなシステムに限って、吸音材ゼロとかを信じていて正直何度か逃げ出したくなる事がありました。

更に最近、エンクロージャーをアルミの削り出しで作ったメーカーがありますね、自分の大好きなユニット構成なので、一度聴いてみたいのですが、期待はしていません、理由はもう述べたと思います。予想を裏切って良い結果だったらお詫びのしるしに買ってしまうかもしれませんが。

実はラワン合板は安価ゆえに悪い印象を持たれている方が多いのですが、その内部損失はかなり良いと感じています。ただし、最近ホームセンターなどで見る、すかすかのやつは避けた方がよいと思います。さらに、できれば、音速の異なる材料を複数使い、その界面における損失も利用したいところです。

密閉型では吸音材も十分使用して低域共振を少しでも抵抗制御に近づけた方が良い結果になる事が多いようです。「吸音材は音を殺す」などというよく言われる話は振動板から前に出た音の事であります。

今回の600L箱は、今までの何回かの経験から、この大きさで、この材質ならば、この位だろうという補強の度合いでやっていますが、とりあえずそれで聴いてみて、後は簡単な手直しですんで欲しいと願っています。
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by elise-4550 | 2010-07-25 03:40 | オーディオ | Comments(2)

目指せマイヨジョーヌ

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事の起こりは今年の春、友人の持参してきたATCのミッドユニットでした。

それを使ったダブルウーハー3wayシステムは自分でも驚く程の上質な再生音、きわめて自然な定位感、パワーを入れれば入れただけ深まる音の躍動感、等々残念ながら多くのシステムはその存在意義を失ってしまいました。

もちろん、Midユニットだけのお手柄ではなく、Woの的確な選択とその活用が重要なポイントでした。ちょうど同じ頃完成した新回路アンプシステムとそれを応用した新しいアイデアに基づくダブルウーハーの駆動方式あっての事です。

とにかく、それら全て含めて自分としてはある到達点というべきシステムができてしまい、今はまだ此処にあります。ただ、これは自分の所有ではなく、いずれシステムごとなくなってしまう事になります。

そんな時にたまたま安く、材木代程度で購入できた600L箱が二台やってきたわけです。

本来の自分なら、3~4wayの中高音をホーンに任せたシステムを組むところでしょう。このクラスのシステムは、今までに数回、ちょうど自宅が変わるごとにオーディオの切り札的システムとして構築してきました。苦労もしてきました、この手のシステムが抱える問題点も判っているつもりです。

そして今、「もう一回やるのか」ということです。手持ちの、かつて持っていた、他所で聴いた事がある各種ホーンユニットを脳内でこのエンクロージャーの上に載せて鳴らしてみました。

先のシステムと比べて「あばたもえくぼ」 「慣れるとおいしいくさやの干物」的な勝利のパターンしか想像できません。実際にやってみたら奇跡は起きるのでしょうか?

問い合わせてみたところ、ATC Midの「S」バージョンはいつ入荷するかわからないとのこと、もうずっと待たされている人もいる模様でした。

「S」でなければ何とかなりますが、それでははじめから負け試合です。

慣れているとはいえ、このような大型システムはふつう、製作と調整に時間と労力がかかります。最初からかなわない気がする構成ではモチベーションが続かないのです。

熱心なオーディオ感染者の方々は多くが手塩にかけたホーンシステムをお持ちです、そんな中でまことに申し訳ありませんが、総合点で最高を目指すならば、自分はホーンは使えません。もちろん、得意種目に関しては、うまいホーンシステムなら圧勝できるので、当研究所からなくなったりしませんが。

今、自分に考えられる総合優勝を狙えそうな候補の中で、一番有力な組み合わせを試してみる事にしました。

ATC Midがダメなら自分には使い慣れたScanSpeak Revelator があるじゃないかということに気付いたわけです。

最初は、18WのダブルMidを考えていましたが、配置の難しさ、高域との繋がり、何より自分が18Wよりも15Wの音が好きなので、15W8530K00をダブルで使う事にしました。TwはD2905/970000にしました。980000も手持ちにありますが、すがすがしく荒い970000にします。ここは簡単に交換できます。

さて、完成はもう少し先になりそうです。
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by elise-4550 | 2010-07-24 03:16 | オーディオ | Comments(0)

バックヤードビルダー

また今年も海や山岳ではなくバックヤードで日焼けです。

滝のような汗を流しながら今作っているSPが良い音を奏でてくれることを信じて工作します。

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実際の作業はもっと進んでいます。

JBLだろうが何だろうが、密閉箱で使う事に迷いはありません、

明日は塗装と箱の補強です、

涼しい部屋で音楽を流しながらハンダ付けがしたいな。

明日は東おたふく山にも登ろう。
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by elise-4550 | 2010-07-23 01:54 | オーディオ | Comments(2)

ブレイクスルーの憂鬱

600L箱の作業に取り掛かると見せかけてパワーアンプを製作していました。

そんなフェイントは要らないのですが、自分用のパワーアンプが不足していたのと、少し試してみたい事があったためです。

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以前同じケースで4ch分を組んだ時に比べてずいぶん楽です。ただし、その4chと同じ数のパワートランスを積んでいます。

出力段のプラスとマイナスの電源をトランスの所で分離して、さらに中点を利用した半波整流の逆相給電(どう書いていいのか判らない)にしました。

やたらとトランスや独立巻線を必要とする嫌な回路です。

ところが困った事にその効果は明らかで、まず低域の表現がかなり充実して聴こえます。これは低域が聴感上盛り上がったのではなく、音の分離と立体感が向上したためしっかり聞き取れるのだと感じられます。

低域だけの話ではなく、その圧倒的空間表現に笑いが止まりません。音楽を聴く上での心の充足感にかなり影響します。今回の変化は長足の進歩というべきでしょう。

そして、この経験は同時に深刻な問題を引き起こしてしまいます、つまり、パワーアンプの総替えまたは総改修しなければならないということです。

それが増幅回路部分の変化であれば、基板だけの改造や交換で済むので何とかなりますが、トランスの数が変わるような改造はアンプそのものを作りかえるに等しく、手間や費用が大変な事になります。

まあ、ぼちぼち一台ずつやってゆくしかありません。現行のスタンダードなパワーアンプだって、十分以上の音楽再生能力を持っているのですから。

ただ、聴き比べてしまうと判ってしまうんですよね、よくある「知らなきゃ良かった」というあれです。

ただし、今回の試聴は位相を合わせた2wayシステムで行っているので、位相整合に難のあるホーンなどを用いたシステムではあまり違いが感じられない可能性もあります。

また、当研究所のパワーアンプは出力段に一般的なエミッターフォロアーPPではなく。電源中点より出力を引き出したフローティング電源のエミッター接地PPなので、特に回路の効果が発揮されたのではないでしょうか。

今は、ただこの圧倒的改善を楽しんでおきます。
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by elise-4550 | 2010-07-22 04:36 | オーディオ | Comments(0)

出遅れた作業

やっと今夜から600L箱に手を入れます。

まずは現状把握から。

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木材はラワン?合板で厚みが30mm有ります。昔の合板なので、現在普通に買えるものより稠密で好都合です。

前後の貫通柱はありますが、全ての面に補強材がまったく入っていない事が判明しました。

大胆な構成です。

むしろ、前後の貫通柱は取り払い、各面の補強を施したいところです。

吸音材は各面にグラスウールです、これも全て撤去します。

今回の製作は、バッフル板の製作と箱の補強が中心となります。

今までも、この手の大型箱は何回か経験して、試行錯誤を繰り返してきたため、何となく、良い結果を出すための勘がはたらく気がします。あくまでも気だけですが・・・

とにかく、今年の夏もこんなことができて楽しいな、
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by elise-4550 | 2010-07-20 03:02 | オーディオ | Comments(3)

姫降臨

第一試聴室残り1/4の再構成がほぼ終了しました。

その1/4というのはほかならぬアポジー「DIVA」です。ここ一年半ほど、他のオーディオムーヴメントにスペースを取られて間に大きなソファーを置かれたりして「姫」はご機嫌斜めでした。

というより、電源を入れて音を出しても「姫」はお隠れになり、何処からともなく歌声が聞こえてくるという有様でした。

もちろん、原因は判っております。爺は姫と25年を越えるつき合いでございますから。

周辺の物をどかして、空間を確保します。もちろんゴミは整理して。入力系は厳選し、機材の接続はシンプルに短く、且つ電源と信号系は離して、信号も入力と出力はうまく交差させて・・・

さて、「姫」をお呼びする準備は整いました。うまくゆくでしょうか。

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見えますか、エラ(フィッツジェラルド)が唄っているのが。

ほんとですよ・・・

このイリュージョンはオーディオ最大の醍醐味ですよね。
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by elise-4550 | 2010-07-19 03:38 | オーディオ | Comments(2)
いろいろな制約により遅れてしまいましたが、当研究所のフォノイコライザーとハイレベルプリが概ね最新型の回路に置き換わりました。

問題は配線や設置の再構成です。これは実質的には大掃除を意味します。ここ三日間でやっと第一試聴室の3/4が終了しました。

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まだまだ散らかっていますが、音は問題なく出てますし、以前よりかなり向上していると思います。
整理整頓と音の追い込みはこれからですね。

続けて友人のシステムに供出して音が出なくなっていた、ノスタルジック2WAYシステムを再構築しました。ホーンは以前と同じAltec511Bを用意し、ドライバーは純正といえる802-8Gを手に入れたのでこれを使います。

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音は以前のJBL2420に最新チタンダイアフラムを入れたものに対してやはり狭帯域でした、中低音の太さは511Bの持つ性格である事もよく判ります、ドライバーを選ばずぶりぶりのサックスが鳴り渡ります。手軽な1インチドライバーでこの音が出るのですから、ファンが多いのも当然です。

1950~60年代のジャズ録音に特化したシステムにする予定なので、これらの音質的特徴は予定通りで理想的です。

これからブラッシュアップするに当たって、いつもの「所長Kトーン〔自分でも自覚しています〕」にならないよう、目的からぶれないように気をつけます。

まだ、二台ほどEQが足りない様ですが、これからしばらくは、もっと足りないパワーアンプに取り掛かります。
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by elise-4550 | 2010-07-16 04:12 | オーディオ | Comments(2)