私が所長Kです、趣味を中心に展開できればと思います。


by elise-4550
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新しい基本回路を探す

現在DAC IC以前を固定して他の部分における音質変化を試す時、入手性、価格、性能を考慮してPCM1794を用いています。このDACは単電源で動作できるようにゼロ信号時でも電流出力が6.2mA程度あります。

これを単段でI/V変換する時は10mA強の初段電流が流れます。電流オフセットをキャンセルしてもp-p約8mAなので、接合型FETでこれを実現するためにはペアーの精度だけでなく絶対値の大きなIdssの選別が必要になります。

半導体がどんどん保守品種になり、特にPch接合型FETの入手は難しくなってきています。更に条件の合うペアーはコストを無視したアマチュアにとってもその確保が困難になってきました。まだ、自分用のストックは若干ありますが、今後のことを考えると、入手性の良い素子を使った音の良い回路が必要だと思っています。

この間、先輩方の発表された回路や、自分のつたないアイデアで多くのDACを作ってきたのはこの問題を解決したいという目的もありました。

オーディオ回路の難しいところは、音質を司るパラメータが不確実で、ひずみ率や周波数特性などは回路としての動作保証程度にしかならず、経験と手探りに頼らざるを得ないことです。それも、予断を排して定常性の無い聴覚を頼りにするわけですから、とても困難なことです。

すぐに自分がどこにいるか判らなくなり、ジャングルの中で堂々巡りが始まります。しっかりした拠って立つ基本姿勢が必要でしょう。

やはり自分は入出力の増幅動作起点を各段で一致させることが大切だという立場を維持してゆきたいと思っています。その増幅起点はやはりアースが望ましく、次に、その「アース純度」とでもいうべき実際の接続時における低インピーダンス、低ノイズ性を配線の工夫や素材の吟味などという対症療法でなく、根本的に解決するアイデアや回路で実現したく思います。

素材の制約が多くなってゆく中で、今回これで試してみようという回路がうかび、早速動作確認してみました。電気的には成功で、数々の特徴を持ち、ここまでは有望で期待が持てます。

問題は音がどうなるかです。近いうちに確かめるつもりです。

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動作確認用の基板です。
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by elise-4550 | 2011-11-28 02:58 | オーディオ | Comments(0)

Wo決定

ATC SM75-150S の下を受け持つWoをずっと考えていました。

これだけエネルギー感があり、また、繊細な音もこなす最高レベルSqに対応する低域ですから、自分のつたない経験であっても最大に生かしてそこに想像力を働かせました。

以前友人に製作した時は、頓挫した別の計画に用意していたVifaの10inch Wウーハーが大正解という思わぬ幸運に恵まれましたが、あのWoはもう入手困難です。

その後継機種であるネオジウムマグネットのやつは、良いかもしれませんが、自分の勘がやめろといっています。

ただし、北欧系のWoにみられるあの鳴り方がATCの音質と相性が良いことを学習しているので、その流れで決めたいと思っていました。

これはまた、Scan SpeakのSqにJBL15inchダブルWoを組み合わせた600L箱3wayシステムが、特性的には文句がないにも関わらず、その後、微調整を続けても低域と上の帯域の違和感が拭えていないことも影響しています。

やはり、中低域がバッフルの回析効果で少々痩せたとしても、定位感や音場感に優れたトールボーイシステムに魅力を感じます。そのためにWoの口径はあまり大きくできないので、ダブルで使うことになっても仕方が無いでしょう。

振動板はペーパーベースのものが無難です、しかし、あまり前回と同じすぎても経験値が上がらないので冒険の必要もあるかと思います。

現用試聴システムのトールボーイ2.5wayも超低域をケプラー振動板ウーハーにしてから音質向上を感じています。

正しい解答かどうかは作ってからのお楽しみですが、手に入る範囲の自分の判断として、決めました。




Scan Speak 22W/8857Tのダブルです。

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同じSqを使った前作よりも振動板面積は減少しますが、Xmax 9mmの性能を信頼して、最新の振幅で稼ぐ低音を利用してみたいと思います。

ほぼ同じ仕様でペーパーコーンベースの22W/8851Tもありますが、今回はあえて、アルミニウムコーンでゆきたいと思いました。Scan Speakという自分と相性の良い信頼のおけるメーカーのWoなら、Alコーンでも間違いないだろうという読みも影響しています。

実際に実物を観て、コーンをたたいたりこすったりしてみても、金属的な響きは感じられず、むしろ、エッジや表面処理によりダンピングし過ぎかと思われるほどです。

さて、次はTwと箱ですね。次の農閑期が楽しみです。今はあんまり忙しすぎです。
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by elise-4550 | 2011-11-20 02:27 | オーディオ | Comments(0)

OPA627AP

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これが例の超高級オペアンプですね。

これを買うくらいなら、ディスクリートで組んだ方がメリットが多いと思っていました。

オーディオは何事も経験ですので、食わず嫌いはやめてちょっと試してみることにしたんです。

価格はちょっとではありませんが、、、

ひとつロットが異なっているのが泣かせてくれます。
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by elise-4550 | 2011-11-07 04:16 | オーディオ | Comments(0)

DACの製作-12

回路を固定してパーツの変更による音質変化を試すためにちょっとパーツ代をかけてみました。

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I/V変換部は先日も製作した「別府式」です。よけいな音のしない「静かな」音質で、他の回路の固有音に気付かされます。

一方で、本当は入っている音も消えているのではないかという疑いもあります。その点では、昨今のハイエンド系SPシステムに通じるものがあります。

そういえば、この回路を誌上に載せていた頃の別府氏はScan Speakの7インチ18W/1845ウーハーにDynaudioのT-330ツイーターの2wayで「ユニウエーブ」と称して単発サイン波の再生を目指しておられました。

振動板以外の音は聴かないために密閉型エンクロージャーは分厚いフェルトで覆ってありましたね。まさに電気回路と同一音質上にあるコンセプトです。彼の理想とする音質方向がよくわかります。

ホーン型を愛好するオーディオ好きはこの「失語症」な音質は嫌いで、よけいな音がしていても、出る音は全て出ているような気がする方を選びます。

私はというと、優柔不断にどちらにも魅力を感じてシステムの増殖を止めることができずに当研究所をワンダーランド化させてしまいます。
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by elise-4550 | 2011-11-06 04:00 | オーディオ | Comments(2)