私が所長Kです、趣味を中心に展開できればと思います。


by elise-4550
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また一つ超えた音が出たかな

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今回製作のパワーアンプはプリに引き続いて「ラ技」石塚氏推奨の高精度高安定のウィルソンミラー型定電流回路を模倣している点が最大ポイントです。

また、初段のアース電位をTl431シャントレギュレーターを用いてフローティングさせて得ています。

二段目(出力段)は元々浮動電源のエミッター接地なので、アンプ全体としてアース電位は電源トランスの巻き線や整流平滑回路のダイオードやケミコンの影響を受けにくくなっています。

さて音質ですが、その前に丸二日間ほど音質コントロールに費やした事を告白しておきます。

最初はびっくりするほどの音の鮮度感と徹底的にONな表現に潜在能力の高さは感じるものの、カンカンとした音質や響きの不自然さ等、総合的には落第点でした。

同じ落第点でもあまり可能性を感じないこともありますが、今回は違います。

今までの経験から、次々と打つ手が浮かびます。

整流平滑回路の変更、位相補正の吟味、入力部の定数や引き回しなどを繰り返し検討してゆき、その度に音質が敏感に変化してゆきました。

今まで新しい可能性を感じるアンプは皆こんな感じで使える音になっていったので、心配はしていませんでした。

そして、昨夜とりあえずの完成といえる段階になり感想を書いておこうと思います。

先に書いた音の鮮度感はありすぎるほどで、そのハイテンションな音は「もうちょっと落ち着こうや」といった感じですが、幾多の改善作業で欠点というより良い特徴と感じられるレベルになりました。

これからのエージングを見込むと頃合いでしょう。

擦過音、打撃音等の再現性は驚くほどで、「今まで何を聴いてきたのか」といういつものセリフがまた出てきました。

真空管アンプのお株を奪う音色の多様性は半導体アンプ離れしており、ピアノの音が実に美しく鮮明です。

深い無音から繰り出される音の微粒子がSPから噴出する感じで、音のくまどりは強く細く聴こえます。

常に襟を正して聴く事を要求する音なので、「いつでも誰にでも最高」という訳ではないでしょうが、音楽再生においてこの音は好き嫌いを超えた正しさを感じます。

半導体のアンバランス出力アンプにもまたブレイクスルーが訪れたようです。
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Commented by jbl375jp at 2010-01-17 16:41
elise-4550さん、こんにちは。

すばらしいアンプが出来上がったようで、おめでとうございます。

Commented by elise-4550 at 2010-01-17 19:59
jbl375jpさん

コメントありがとうございます。

いやあ、アンプを自作しているとたまにこんなことがあるんですよ。

自分の感覚にぴったりくるのはバランス出力アンプの方ですが、オーディオアンプとしての特徴は今回のアンプが一番ではないかと思います。

サーキットを走れば一番早い(当社比)車って言う感じですね。

jbl375jpさんのモノ音源ですが、SPを中央にくっつけて二本ともモノで鳴らすとまた違ったよさがでるのではないかとおもいますよ。
by elise-4550 | 2010-01-17 01:49 | オーディオ | Comments(2)